こんにちは!
昔は旅人、今は旅行好きの Yosuke です。
最近、皆様は海外旅行に行ってますか?
感染症は落ち着いたものの、円高や燃油の高騰で以前に比べると海外旅行のハードルが高くなっている現状。
特にアメリカやヨーロッパは距離的な問題もあるので気軽に行けませんよね…
そんな時におすすめなのが、比較的に距離も近くて物価も安い東南アジア旅行です!
航空チケット代金も安く行くことができるので、欧米旅行に比べてもハードルが下がります。
昨年は、タイのバンコクとプーケットに訪れましたが、東南アジアならではの独特な雰囲気は格別でした!
↓タイの記事シリーズはこちら
第1回:「タイ旅行の事前準備!バンコク経由でプーケットまでのアクセス方法!」
第2回:「ホテルの中にビーチがある!?南国感溢れるプーケットのおすすめホテル情報」
第3回:「プーケットのおすすめ観光スポット&滞在日数ごとのモデルプランご紹介!」
第3回:「初めてのタイ旅行完全攻略!バンコクの観光&ホテル情報まとめ」
そんな旅好きの筆者が、今夏の渡航先に選んだのは、ベトナムのハノイ。
皆様は、ベトナムと聞いて何を思い浮かべますか?
僕がベトナムと聞いて真っ先に出てくるのは、フォー。
「ベトナムで美味いフォーが食べたい。」
そんな理由から、フォーを食べにベトナムまで繰り出してきました。
極端な話、フォー以外は求めていませんでした。
仮に
「いやいや!ベトナムにはフォー以外にもたくさん魅力がありますよ!」
といわれても、どうでも良いんです。
本場のフォーが食べられればそれだけで満足ですので。
そんな感じで、本場のフォーを食べるためにハノイへ行ってきました。
さて、前置きが長くなりましたが、今回は実際に訪れたベトナムのフォー屋さんについてご紹介させていただきます!
- ハノイで美味しいフォーを食べたい旅行者
- 現地の人気店や隠れた名店を探しているグルメ好き
- 自分の体験を交えたリアルな食レポを知りたい方
読みたい場所にジャンプ
フォーの歴史
フォーの起源はあまりはっきりしていませんが、一説によると起源は19世紀末から20世紀初頭のフランス植民地時代あると言われています。
フランスの「ポトフ」が影響を与えたとされていて、当時、牛肉を食用にしなかったベトナムで、フランス人によって牛肉文化がもたらされナムディンでフォーが誕生。
後にそれがハノイに伝わり発展して、シンプルな牛骨スープと米麺で提供されるようになったという説です。
ベトナム戦争後に、多くのベトナム移民によって世界中に広まり、今日ではベトナムを代表する料理の一つとなっております。
フォーの種類
フォーといえば、牛肉の「フォーボー(Phở Bò)」が定番ですが、鶏肉の「フォーガー(Phở Gà)」など様々なバリエーションが存在するのも特徴です。
使う具材や地域ごとの違いによって分類されますが、代表的なフォーの種類とその特徴は下記の様になります。
◉ Phở Bò (フォー・ボー) – 牛肉のフォー
フォーの中で最も一般的なタイプです。
牛肉を使ったフォーで、様々な部位の牛肉が使用されます。
牛肉の部位や茹で加減で、下記のように幾つかの種類があります。
Phở Tái (フォー・タイ) : 牛肉をスライスし、スープの熱で軽く火を通したもの(レアな牛肉)。
Phở Chín (フォー・チン) : よく煮込んだ牛肉を使ったフォー。
Phở Tái Chín (フォー・タイ・チン) : 半生の牛肉と煮込んだ牛肉が両方入ったフォー。
Phở Nạm (フォー・ナム) : 牛バラ肉を使ったフォー。
Phở Gầu (フォー・ガウ) : 牛すじ肉や脂肪分の多い部位を使用。
Phở Bắp (フォー・バップ) : すね肉を使ったフォー。
◉ Phở Gà (フォー・ガー) – 鶏肉のフォー
牛肉ではなく鶏肉を使ったフォーで、牛肉のフォーよりもあっさりとした味わいが特徴です。
鶏肉はスライスされたものや、骨付きで提供されることもあります。
◉ Phở Tôm (フォー・トム) – 海老のフォー
海老を使ったフォー。
海老の甘みがスープに溶け込み、独特の風味が楽しめます。
◉ Phở Hải Sản (フォー・ハイ・サン) – 海鮮フォー
エビやイカ、ホタテなどのシーフードを使ったフォー。
海鮮のだしがスープに加わり、さっぱりとした風味が楽しめます。
◉ Phở Chay (フォー・チャイ) – ベジタリアンフォー
肉を使用せず、豆腐や野菜を使ったフォー。
野菜のだしや、ハーブがスープの味を引き立てます。
ベトナムでは仏教の影響もあり、菜食主義者向けの料理として人気があります。
◉ Phở Xào (フォー・サオ) – 焼きフォー
スープの入っていない、炒めたタイプのフォー。
米麺を具材(牛肉、野菜など)と一緒に炒めた料理で、濃い目の味付けが特徴です。
フォーの新しいバリエーションとして、食事の幅を広げます。
◉ Phở Áp Chảo (フォー・アプ・チャオ) – 焼き固めたフォー
米麺をフライパンで焼き固め、パリパリにした麺に具材やソースをかけて食べるスタイル。
焼いたフォーが、香ばしい食感を楽しめるのが特徴です。
◉ Phở Vịt (フォー・ヴィット) – 鴨肉のフォー
鶏肉の代わりに鴨肉を使ったフォー。
鴨肉は鶏肉よりも濃厚な味わいで、スープの深みが増します。
このように、多くのバリエーションがありますが、ハノイではフォー・ボー(牛肉のフォー)が主流です。
ちなみに、フォーは地域によっても大きな違いがあります。
ハノイなどの北部スタイルは、シンプルであっさりとした味わいで、スープは透き通っており、余計な調味料や付け合わせは少なめなのが特徴です。
フォーの値段について
ハノイでのフォーの相場は、もちろん場所やお店によって異なりますが、一般的な価格の目安は下記のようになります。
◉ローカルの屋台や庶民的な食堂
1杯30,000~50,000 VND(約180円~300円)
◉観光地や人気の有名店
1杯50,000~70,000 VND(約300円~420円)
◉高級レストランや外国人向けのお店
1杯80,000 VND以上(約480円以上)
余談ですが、ベトナムの通貨はドンですが、これが少しややこしくて、100,000ドンとか、3,000,000ドンとかとにかく桁が大きいのです。笑
1,000ドン=約6円くらいなので、ざっくり簡単に計算する方法は、
0を3つけして(000)×6
です。
例えば、
100,000ドンだと、
100 × 6 = 600円
2,000,000ドンだと、
2,000 × 6 = 12,000円
のような、イメージです。
もちろんその時の為替によって変わってくるので、ざっくりとした計算の目安にしてみてください。
ちなみに、この計算方法は宿泊したホテルに日本人女性の親切なスタッフがおり、その方に教えていただきました。
ハノイのおすすめフォー4選!!
さて、2泊4日の弾丸旅行で行ってきた今回のハノイ。
ベトナム料理といえばの、フォー。
ハノイがフォーの歴史の中心となっていることも影響して、ハノイには、牛肉のフォー(フォーボー)と鶏肉のフォー(フォーガー)の専門店が沢山あります。
行きたいフォー屋さんの全てに足を運びたいところでしたが、ハノイで時間を使えたのは2日間のみでしたので、そこまで多くのフォー屋さんにはいけませんでした。
実際に、2日間で行けたフォー専門店のは計4箇所。
そのどれもが絶品でしたので、紹介させていただきます!
旧市街でトップクラスの人気店「フォー・ボー・コイ・ホイ」
ハノイに到着して最初に向かったのが、フォー・ボー・コイ・ホイ(Phở Bò Khôi Hói)。
こちらは、ハノイのガイドブック「2冊目のハノイガイドブック」という本で、紹介されていて気になっていたました。
ガイドブックによるとこちらのお店は、ハノイ旧市街にあるフォー屋さんの中でもトップクラスの人気を誇るようです。
食事時の混雑時は、観光客は入るのが難しくなるとのことで、ピークの時間帯を外して来店することが勧められていました。
ということで、おやつの時間帯という、食事時としては中途半端な比較的空いている時間に向かった結果、店内は閑散としていてすんなり入店することができました!
↑ピークの時間帯を外したことで、ゆっくりと食事をすることに成功。
僕ら(妻と自分)以外にも、食事をしている日本人女性2人組がいた以外は誰もおらず、一番奥の席に通してくれました。
言葉の壁で英語も通じなかったのですが、席の後ろにある台をポンポン叩きながら「荷物ここに置いていいよ」という感じで、意外と優しかったです。笑
店内にあるあるメニューを眺めると…
画像の出典:Phở Khôi 50 Hàng Vải
こんな感じでして…
何がなんなのかさっぱりという。笑
その後、注文をとりに来る女性に、ガイドブックに乗っていた写真を見せると、「Phở Lõi(フォー・ロイ)」というメニュー左下に載っているものを指差すので、本当にそれかどうか半信半疑ではありましたが、信じて注文することに。笑
待つこと数分で出てきた、フォーは…
ジャジャ~ン!!!
「お〜!!!!良くわかんないけどそれっぽいぞ!!!フォーだ!!!!!」
という、おバカ丸出しの観光客状態でして。
とにかく、腹ペコだったこともあり、美味しそうな香りが漂うフォーに釘付け。
「つ、ついに、念願の本場のフォーがたべれる。ごくん(唾をのむ音)。これでようやく友達に、『本場のフォーはうまかった』って自慢できる。」
そんな不純な気持ちで頭がいっぱいでした。
テーブルに置かれた瞬間にスプーンを片手に、まずはスープをすする。
牛肉の出汁がほんのりと効いていて、そこにトッピングされている風味の豊かな薬味が混ざることで深みのある味わいに。
優しいスープが、心と身体に沁みてきます。
「なんて優しいお味なんだろう。(止まらない涙)」
麺をすすると、これまたシンプルなフォーのお味が見事にスープと絡み合う絶妙な味加減。
「く、くそ。なんだこの旨さは。(興奮により止まらない汗)」
すみません。文章を真面目に書きたくない気分なんです。お許しください。
何度口に運んでも、絶えない感動。
最後の一滴まで食べ飽きない旨さ。
あっさりとしているのに旨みがあって、食べ飽きしない本当に優しい味わい。
人生ではじめて食べた本場のフォーだったこともあり、
「現地のフォーはすごくシンプルなのに、なぜこんなに美味しいのだろう。」
と心底感動しました。
牛肉出汁と薬味の風味が混ざりあった、あっさりとした優しい味わいなのですが、それがまたシンプルな味わいのフォーとの相性が抜群!
フォー・ロイ。 控えめに言って最高でした。
↓さて、こちらのフォー・ロイについて、気になったので少し詳しく調べてみました。
Phở Lõi(フォー・ロイ)とは、特定の牛肉部位を使ったフォーで、「lõi rùa(ロイ・ルア)」という、「肩バラ肉」や「ローストビーフのような部位」の一部が使用されるため、肉質は柔らかく、適度な脂身もあるため、フォーに使用されると非常に風味が良くなる。
他のフォーと比べて少し高級感があり、特に肉質にこだわりたい人に人気がある。
つまりフォーロイは、柔らかくてジューシーな特定の牛肉部位を使った特別フォーで、お肉の柔らかさ、旨みが感じられる逸品なんです!
こちらの、フォーロイ。
肝心なお値段はというと…
なんと。
75,000ドン。
日本円にしてなんと、約450円!※1000ドン = 6円換算
この満足度に対して、破格のお値段です。
美味しいフォーロイを食べることができ、ハノイのフォー旅は最高のスタートを切ることができました。
ちなみに、こちらのお店は冷房があまり効いていないので、なかなか暑かったです。笑
ベトナムの飲食店は、暑さの割には冷房の効きが弱い傾向にあるので、旅行にはハンディ扇風機を持っていいくと大変重宝します。
ハノイにはガイドブックや検索するとすぐに出てくる、有名なフォー屋さんはたくさんありますが、地元の方に愛される「知る人ぞ知る」的なお店のフォー屋さんをお探しの方は是非、フォー・ボー・コイ・ホイに訪れてみてください!!
ハノイが誇る超人気店!常に行列の「フォー・ザー・チュエン・バッダン」
次に紹介させていただくのは、ハノイの中でも屈指の人気を誇るフォー屋さん、フォー・ザー・チュエン・バッダン(Phở Gia Truyền Bát Đàn)です!
長年にわたって地元の人々や観光客に愛され続けているこちらのお店は、伝統的なハノイスタイルの、フォー・ボー(牛肉フォー)を提供する超人気店。
様々なフォー屋さんがあちこちにあるハノイですが、こちらのフォー・ザー・チュエン・バッダンの知名度はその中でも屈指。
中心街からも近くアクセスのよいこちらのお店は、時間帯によっては、観光客と地元民でかなり混雑していて行列ができていることが多いので、早めの朝食の時間帯など混雑する前に訪れると、比較的スムーズに席に座れるようです。
というわけで、実際に僕が訪問したのは朝食時と昼食時の間くらいの10時半頃。
ピークをはずした時間でしたが、それでも観光客や地元の方で繁盛しておりました。
こちらのお店は他のフォー屋さんと違い、テーブルで注文してウェイターが持って来てくれるスタイルではありません。
店内入り口の右側にあるカウンターで注文を行って、その後フォーを受け取って席に自分で持って行くというセルフスタイルになります。
↑こちらで注文&支払い&受け取りです。
メニューは比較的にシンプルで、看板の中に載せられている3つのフォーを好みで選ぶことができます。
3つのフォーの違いは、主に牛肉の茹で加減になりますので下記をご参考にしてください。
Phở Tái Nạm (60,000 VND): 軽く湯通した半生の牛肉+十分に煮込んだ牛肉を使用
Phở Tái (55,000 VND): 軽く湯通しした半生の牛肉のみ使用
Phở Chín (50,000 VND): 十分に煮込んだ牛肉のみ使用
僕が今回注文したのは、Phở Tái Nạm。
今回のハノイ旅で2回目のフォー。
最初に食べたフォーに比べると、スープの色合いも濃く、見た目だけでも少し濃厚そうな感じがします。
いざ、実食!
まず一口スープをいただきます。
「なんだ、このうまさは!!!!!!」
思わず、そう叫んでしまいそうになるほど、美味かったです。
牛骨や香辛料を長時間煮込んで作られたスープは油は少なくあっさりとしているのに、しっかりとしたコクのある味わいで深みがすごいんです!
出汁が効いていて、ほんのりとレモングラスのような香りがするやや甘めの味付けで、すごくバランスのとれたお味でした。
フォーがその絶品のスープ&薬味と絶妙に絡み合い、無我夢中になって食べてしまいました。
牛肉も柔らかくて旨みがあり、どんどん箸が進みます。
気がつけば、即完食。
断言します。
今までの人生で食べたフォーの中で、一番好きです。
非常に人気があり、特に朝食時や昼食時には長い行列ができる、地元の人からも愛されるハノイを代表するフォー屋。
その評判は伊達ではありませんでした!
余談ですが、こちらのお店の隣にも飲食店がありますが、僕は間違えてそちらのお店に入ってしまい、翌日でなおしたという…笑
ちなみに、間違えて入ったのはフォーサオフーミーとうお店でしたが、そちらもかなりの繁盛店らしく、地元の人で賑わっていました。
そちらでも食事しましたので、後ほどご紹介させていただきます。
ベトナム語がわからないとお店を見極めるのにも一苦労ですね。笑
フォー・ザー・チュエンの目印として、店内入り口にある店名を記載した看板を載せておきますので、ご参考にしてください。笑
↑「Phở Gia Truyền 49 Bát Đàn」と書かれたこちらの看板がフォー・ザー・チュエンの目印です。
ハノイで伝統的なフォー・ボー(牛肉フォー)を食べるなら、フォー・ザー・チュエンは絶対に外せない名店です!
個人的に一番推しのお店なので、是非訪れてみてください!
創業70年の歴史を誇る老舗の味「フォー・ティン・ボー・ホー」
今回最後に訪れたフォー屋さんは、ホアンキエム湖畔のすぐ近くにある、老舗有名店フォー・ティン・ボー・ホー(Phở Thìn Bờ Hồ)です!
1955年生まれの本場ハノイフォーの老舗フォー ティン ボー ホー。
創業から約70年ということで、味の前に、とにかくお店の面構えがすごいです。
「わし、老舗ですけど、何か?」
という、ベテランの余裕といいますか、風格、オーラがバシバシでてます。
※個人の感想です。
入店して案内をされたのは、店内入り口すぐのテーブル席。
着席したテーブルから奥を覗くと、路上があります。
こちらの路上の先にフォー・ティン・ホー・ボーの実店舗があるらしいですが、とりあえず今回は路上に面したテーブルで食事をすることに。
↑この道の先に、店舗があるようです。
メニューはというと、先に紹介した、フォー・ザー・チュエンとおなじで、フォー・ボー(牛肉フォー)のみのラインナップ。
全て牛肉のフォーになりますが、メニューには異なる部位がラインナップされています。
Tái Chín (60,000 VND): 軽く湯通した半生の牛肉+十分に煮込んだ牛肉を使用
Tái Nạm (60,000 VND): 軽く湯通しした牛バラ肉
Tái Bắp (80,000 VND): 軽く湯通ししたすね肉
こちらのおみせで注文したのは、Tái Chín。
スープを一口いただくと、かなりあっさりとした印象。
これまで食べた2店舗のフォーに比べても、一番あっさりとして優しくて素朴なお味。
かといって、「味が薄いという」というネガティブな感想ではなく、非常に食べやすくて何度スープを口運んでも新鮮な印象があり、最後の一滴まで食べ飽きない旨さでした。
スープがあっさりしている分、薬味や牛肉がいいアクセントとなり、麺と絡み合うことで非常にバランスのいい味わいとなっておりました。
ちなみに、関西出身で薄味&出汁文化で育った僕の奥さんは、
「ここのフォーが一番好き」
と言ってました!
地元のベトナム人でもこちらのお店が好きという方は多いようですが、一番最初に紹介したフォー・ボー・コイ・ホイしかり、地元感が強いほど意外とあっさりとした味のお店が多い気もします。
フォーは地元の人たちも頻繁に食べるものなので、こってり味が強めなものより、あっさりして食べやすいほうが飽きなくていいのかもしれません。
ちなみに、こちらのフォーティンボーホーは、全く同じ名前のお店がもう一つあるので間違えないように注意が必要です。
店名は同じですが、全く関係ない、味も違う別のお店がハノイに存在しています。
なぜなのか詳しい情報は、わかりません。笑
ご存知の方いらっしゃれば教えてください。
ちなみに、もう一つのフォーティンボーホーの方は、「ハノイでもNo.1のフォー屋」として呼び名が高いだけでなく、東京にも進出したくらいの有名店です。
そちらの、フォーティンホーボーもかなり気になっていましたが、悩んだ末に、
「ハノイにしかない&店の面構えが魅力的」
という理由で、今回はこちらで紹介しているホアンキエム湖畔のすぐ近くにあるフォーティンボーホーに訪ずれました。文章ややこしくてすみません。笑
とにかく、こちらのフォーティンボーホーも老舗の名店ですし、ホアンキエム湖畔のすぐ近くと立地もいいので、ハノイに訪れた際は是非行ってみてください!
あっさりしているので、個人的には朝食の一杯としてもおすすめです!
URL : https://phothin.vn
地元民に大人気の焼きフォーを食べるなら「フォー・サオ・フー・ミー」
最後にご紹介させていただくフォー屋は、フォー・サオ・フー・ミー(Phở Xào Phú Mỹ)です!
フォーといえば美味しいスープに薬味が入ったフォーが定番ですが、こちらのフォー屋さんでは、フォーサオ(Pho Xao)と呼ばれる、焼きフォーが食べられるんです!
1978年創業で、2代目が伝統の味を守る焼きフォー専門店で、地元の人にも大人気のお店らしいのですが、実際に僕が訪れた時も地元のベトナム人でごった返しておりました。
先述したように、本当は隣にあるフォーの名店、「フォー・ザー・チュエン」で夕食を取ろうと訪れたのですが、あまりの繁盛ぶりに
「ここが、フォー・ザー・チュエンか!」
と、大して看板もろくにチェックせずに間違えて入店してしまったのがこちらのフォーサオフーミーでして。笑
入店してからも、間違えて入店した自覚など当然なく、堂々とフォー・ザー・チュエンの写真をスタッフに見せて、
「この牛肉のフォーください!」
となんとも間抜けな始末でして…。
当然店のスタッフは怪訝そうな顔をして、僕のことを無視。
再度、フォー・ザー・チュエンの牛肉フォーの写真を見せると、また知らんぷりされて、「なんか感じ悪いな〜」と。
別のスタッフに、フォー・ザー・チュエンの牛肉フォーの写真を見せると、呆れ気味に「ここじゃじゃなくて、隣ね。」と。
一番感じ悪いのは自分だったわけで。
フォーサオフーミーのスタッフさん、本当にすみませんでした!
さすがに、申し訳なさすぎて、こちらのお店の炒めフォーのフォーサオボー(Pho Xao Bo)を注文していただくことに。
この炒めフォー。
控えめに言って、めちゃくちゃ美味しかったです。
少し焦げ目のついたほんのり香ばしいフォーの上に、にんにくと共に炒められた牛肉と小松菜がたっぷり入ったあんが乗っていて、B級グルメ的な感じでとても美味しいかったです。
他のフォーに比べると濃い目の味付けで、少しジャンクな感じですが、それがまたビールとの相性がよき。
かなりの繁盛店らしくて、お店の中は常に満席状態で、食べ終えた人はすぐにいなくなって、また別のお客さんが来るという目まぐるしい感じでした。
ファミリー層も多く、それほど地元のベトナム人からも愛されているのでしょう。
こちらのお値段も、なんと、
75,000ドン。
日本円にして、約450円!※1000ドン = 6円換算
どこに行ってもご飯が安くて美味しいハノイは最高です!
結果的に、お店を間違えることができたのはラッキーでした。
こんなにいいお店に出会えるなら、たまにはお店を間違えるものありだと思いました。笑
いずれにせよ、こちらのお店は炒めフォー(フォーサオ)の名店ですので、ハノイに行った際には是非訪れてみてください!!
URL: https://phothin.vn
まとめ
今回は、ベトナムはハノイのフォーについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
フォーの本場のハノイには、たくさんのフォー屋さんが点在しており、牛肉を使ったフォーボー、鶏肉を使ったフォーガー、炒めフォーのフォーサオの他にも、さまざまなバリエーションのフォーを楽しむことができます。
牛肉を使ったフォー・ボーだけでも店舗ごとに味が異なり、あっさりからこってりまで、牛肉の種類や薬味の組み合わせ次第で無限のバリエーションが楽しめます。
今回紹介したのはその中のたった4件でしたが、どれもが美味しく、ハノイ旅行に行かれる方に自信をもっておすすめできる素晴らしいお店でした!
紹介させていただいたお店以外にも、さまざまなフォー屋さんがあるので、是非皆様もハノイ旅行の前に幾つかのお店に目星をつけて、最高のフォー探しの旅を楽しんでみてください。
今回はフォーにフォーカスして、ベトナムのハノイについて紹介させていただきましたが、フォー以外の食事処や観光スポットなどについても、これからこちらのブログでご紹介させていただきますので、気になる方はチェックしてみてください。
こちらの情報が皆様の旅のヒントに少しでもなることができれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
Yosuke
↓記事が参考になれば、いいね!お願いします。また、感想や質問などがあれば、是非、お気軽にコメントください。お待ちしております!
皆様のハノイのお気に入りスポットも知りたいので、是非気軽に書き込んでください!
コメントを残す