こんにちは!
先日、「おいしいフォーが食べたい」という理由から、ハノイに繰り出してきた Yosuke です。

ハノイでは、フォーの食べ歩き、旧市街の散策、ハロン湾のツアーなどを2泊4日の弾丸旅行で楽しんできました!
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ベトナムといえは、フォーやバインミー、ブンチャーなどのベトナム料理をはじめとして、その他の郷土料理もたくさんある美食の国として有名ですが、カフェ文化が根付いている都市でもあります!
特にハノイには、多くのコーヒー専門店やチョコレートショップが点在しており、おしゃれなカフェが街中に溢れているので、観光中に立ち寄るのも楽しみの一つ。
今回はそんなハノイのおすすめカフェ「Cafe Giang」と「MAROU」について紹介させていただきます!
どちらのカフェもそれぞれの良さがあり、雰囲気も抜群に良かったです!
エッグコーヒーの発祥地「Cafe Giang」

↑ハノイの旧市街を散歩していると、突如姿を表すカフェ・ジャン 。ハノイの雰囲気に溶け込んでいます。
まず、「何がなんでも訪れてみたい!」と思っていたのが、ハノイのコーヒー文化を象徴するお店の一つである、カフェ・ジャン(Cafe Giang)です!
なんと、こちらのお店は、ベトナムの伝統的なコーヒーとして知られているエッグコーヒー発祥の地なんです!
ハノイ旧市街の中心部に位置するこちらのお店はホアンキエム湖に近く、地元のマーケットや観光名所が集まる便利なエリアにあるため、観光の途中で気軽に立ち寄ることができます。

↑いかにもハノイらしい、こんな雰囲気の通りの一角にあります。

↑カフェ・ジャンの店内入り口。歴史のある雰囲気に痺れます。
何と言ってもこちらの名物といえば、
エッグコーヒー。
ベトナムコーヒーの濃厚な苦味をベースに、 卵黄、コンデンスミルク、砂糖を泡立ててクリーミーな層を作り、コーヒーの上にそっとのせた飲み物です。

↑定番はホットですが、今回はアイスエッグコーヒーを注文しました。
このユニークな飲み物が誕生したのは、1946年の戦争中。
カフェ・ジャン創始者のグエン・ヴァン・ジャン氏が、牛乳が手に入りにくい状況を乗り越えるために、卵黄を使ってイタリアのカプチーノに代わる飲み物を生み出したのがきっかけらしいです。
そのアイデアが広がり、近年はベトナムのアイコン的な存在として世界的に注目を集めるようになった飲み物です。
そのエッグコーヒーの発祥地がまさに、こちらのカフェ・ジャンなのです!
見た目はカプチーノにも似ていますが、卵を使った独自のアレンジのため、一口飲めば滑らかで濃厚なクリームと、しっかりとしたコーヒーの苦さが絶妙に調和し、口の中に豊かな風味が広がります!
今まで体験したことのない濃厚な味わいで、コーヒーというよりはティラミスのようなデザートをいただいている感じでした。
結構まったりしているので、もっと苦味のあるコーヒーも飲みたくなり、アイスコーヒーを追加で注文。
コーヒーのお口直しに、コーヒーを頼むという結果に。笑

↑普通のブラックコーヒーなどのメニューもあります。
カフェ・ジャンは店内の雰囲気もよく、歴史が感じられるビンテージのようなインテリアを中心に、観葉植物やアートが飾れていたりと、リラックスして過ごせる空間になっています!

↑レジ&受付は1階、階段を上がった2階に飲食スペースがあります。

↑スタッフものんびり。追加の注文などある場合はこちらのスタッフがオーダーをとってくれます。

↑店内のあらゆるところに、アートが飾られています。

↑飲食スペースは数箇所あり、こちらはテラス席に繋がっています。
このように店内は歴史を感じさせるシンプルな佇まいで、地元の人々や観光客がゆっくりと時間を過ごす憩いの場となっています。
エッグコーヒーを片手に、ハノイならではの風情を楽しむひとときは格別です!
レジ横には、カフェ・ジャンオリジナルのコーヒー豆も並んでおり、コーヒー好きの方にはお土産としても喜ばれるかもしれません!

↑レジ横に陳列されたコーヒー豆。カフェ・ジャン オリジナルのロゴがかっこいいです。
ドリンクはもちろん、立地や店内の雰囲気も含めて「ハノイ」をバンバン感じられるこちらのカフェは、必見の価値ありです!
旧市街からのアクセスも抜群なので、散策して疲れた際にはぜひ味わいに訪れてみてください!
URL : http://cafegiang.vn
ベトナム発のプレミアムチョコレートブランド「MAROU」

↑フランスのブティックのようなオシャレな外観。何も知らなくてもつい立ち寄ってしまいそうなお店です。
こちらのお店は、ベトナム発のプレミアムチョコレートブランド「MAROU」が運営するカフェ兼工房です!


↑おしゃれで高級感のあるパッケージ。つい手に取りたくなるようなデザインです。
MAROU(マロウ)は、2011年にサミュエル・マルタ(Samuel Maruta)氏とヴィンセント・モル(Vincent Mourou)氏の2人のフランス人によって設立された、ベトナム発祥のプレミアムチョコレートブランドです!
ベトナムではじめて「Bean-to-Bar(ビーン・トゥ・バー)」という、カカオ豆の収穫からチョコレートの製造・包装・販売まで一貫して行う製造方式を採用するなど、かなりこだわったチョコレート作りをしています。
設立後間もなく、ロンドンアカデミーオブチョコレートで複数のメダルを受賞し、2013年の「Salon du Chocolat」では400kg以上のチョコレートが4日間で完売するなど、世界的に高い評価を得ています。
こちらのお店はMAROUの直営店となっており、それらの高品質なチョコレートを購入できるだけでなく、併設されているカフェでオリジナルのアイスクリームやペストリーも味合うことができます。

↑店内の物販スペースには、定番のチョコレートやここでしか買えないものなど、かなり豊富なラインナップです。
ベトナム南部の6つの省(ダクラック、ラムドン、バリア・ブンタウ、ティエンザン、ドンナイ、ベンチェ)から調達されたカカオを使用したチョコレートが定番で、各地域のカカオは、フルーティー、スパイシー、ナッツのような風味など、それぞれ異なる特徴を持っています。
試食用のチョコレートも置かれているので、気になるものがあれば試しながら時間をかけて選ぶこともできるのがありがたいです。

↑カカオの種類によってパッケージの色が分かれています。
チョコレートバーのカカオ含有率は「ドンナイ72%」や「ベンチェ78%」などカカオの産地によって異なり、それぞれ異なる風味を楽しめる展開になっています。
包装デザインにもこだわり、開封するだけでベトナム各地の魅力を感じられるよう工夫されているようです。
物販コーナーもあり、MAROUオリジナルのトートバックやクッションなどのグッズも購入することができます。

↑普段使いにできそうなトートバック、買い物に便利そうな麻のバックなどが置いてありました。
レジ周りには、アイスクリームやペイストリーが陳列されており、注文して店内のカフェスペースで食事することができます。

↑アイスクリームの種類も豊富。どれも美味しそうで全部試したくなります。

↑ペイストリーの数もかなり豊富です。マカロンなども一個から注文することができます。
今回はアイスコーヒーと、オリジナルのチョコレートを使ったドリンクを注文して休憩することに。

↑さっぱりとした味わいのアイスコーヒー。ハノイの気候にはぴったりです。

↑妻が注文したのは、MAROUのチョコレートを使用した、オリジナルドリンク。
あまりに暑かったのでアイスクリームも注文しましたが、これが意外(と言ったら失礼ですが)に美味しくてびっくり。
アイスが濃厚でチョコレートとの相性も抜群でした!

↑今回いただいたソフトクリーム。ソフトクリームはもちろん、チョコレートも絶品でした。
カフェスペースは、手前と奥があり、それぞれ異なる雰囲気の中でくつろぐことができます。
店内にはアーチ型の天井やおしゃれなタイル床があり、全体的にフォトジェニックな雰囲気が漂っています。

↑手前のカフェスペース。絵などが飾られていて、かなりポップな空間になっています。

↑店内奥のスペース。手前のスペースよりも広々としていて、より開放感のある空間になっております。
カフェスペースの奥にはチョコレート工房が併設されており、タイミングによってはカカオ豆の焙煎作業を見ることも可能です。

↑工房スペース。こちらで、何名かのスタッフが一生懸命にチョコレートを作っていました。
注文は入り口で行い、席に運ばれるスタイルで、英語も通じるので観光客にも安心です。
お土産としてチョコレートを購入することもでき、カフェタイムやギフト探しにぴったりのスポットです!
URL : https://maisonmarou.com
まとめ
今回は、ハノイで僕が訪れたおすすめ、カフェについて紹介させていただきました。
ハノイは探せばキリがないほどのカフェが沢山点在しているので、コーヒー好きにとっても魅力的な都市です。
街を歩けば、フォトジェニックなカフェ、味にこだわっていそうなカフェなど、様々なカフェに遭遇します。

↑ホアンキエム湖近く、ハノイの中心にあるカフェ。雰囲気がとてもよかったです。
ハノイはとにかく街中カフェだらけですので、疲れた体を休める場所には困りません。
今回は時間の都合上、あまり多くのカフェには行くことができませんでしたが、次回ハノイに訪れる際には、味にこだわる本格的なカフェにフォーカスして廻ってみるのも面白そうだなと思っています!
皆様も散歩がてら、色々なカフェを巡り、味も様々なのでお好みのカフェを見つけてみてはいかがでしょうか。
Yosuke
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