こんにちは!
先日、「おいしいフォーが食べたい」という理由から、ハノイに繰り出してきた Yosuke です。

ハノイでは、フォーの食べ歩き、旧市街の散策、ハロン湾のツアーなどを2泊4日の弾丸旅行で楽しんできました!
前回は、ハロン湾のアンバサダークルーズについて、ツアーの概要や予約方法について紹介いたしました。
また、「ハロン湾」と調べると、実際に行ってみてがっかりだったという悪い口コミも多いので、その原因についても掘り下げてみました。
今回は実際に筆者がハロン湾のアンサダークルーズに参加してみてどうだったのか、がっかりスポットなのか、おすすめめスポットなのかを、実体験をもとに深掘りしつつレビューしていきます!
結論から先に言わせていただくと、
天候が悪い時のがっかり感は否めないものの、全体的にはハロン湾のアンバサダークルーズはおすすめです!
ただし、おすすめできる方が限られてくるので、今回の記事では、
「どんな人におすすめなのか?」
「こんな人にはおすすめできない!」
という部分も提案したいと思います!
アンバサダークルーズの実際の体験談を全て盛り込んでいるので、少し内容が長くなりますが、お付き合いください。
結論だけ知りたい方は、迷わず最後の「ハロン湾のアンバサダークルーズが向いている or 不向きな人」にジャンプしていただければと思います!
実際にハロン湾のアンバサダークルーズに参加した筆者の主観的&個人的な感想をふんだんに盛り込みますので、現在、ハロン湾の観光を検討されている方のお役に少しでも役立てれば幸いです!
- ハロン湾に行くべきか悩んでいる
- ハロン湾のアンバサダークルーズに少し不安を感じる
- ハロン湾のが実際にどんな人におすすめなのか知りたい
- ハロン湾が向いていないのはどんな人か知りたい
アンバサダークルーズ体験記!その実力は如何に?!
北ベトナムハロン湾日帰り旅行︱アンバサダークルーズ絶品シーフードランチビュッフェ_KD
↑僕が参加したのは、上記のサイトで申し込めるアンバサダークルーズのツアーでした。
ではさっそく、僕が参加した日の1日をまとめてみたいと思います!
写真もいっさい盛ることはありませんので、リアルな体験記になるかと思います。笑
果たして、掲載されているスケジュール通りに進むのでしょうか?!
5:30 – 集合場所のハノイタワーに集合

集合場所に設定されていたのは、ハノイの中心街にある「ハノイタワー」。
集合時間は 6:00 に設定されていましたが、遅れるのが少し不安だったため、30分前に到着。
ホテルからハノイタワーまでの移動には、「Grab」という配車サービスを使いました。
ハノイタワーのどの辺で待っていればいいのか少し戸惑いましたが、上の写真の建物の中に入ると、アンバサダークルーズの看板がありました!

これで、一安心です。
数分間、建物内で待っていると、同じくツアーに参加するであろう、韓国人や中華系のグループもやって来ました。
少し建物内が賑やかになり始めた頃に、中華系の女性ツアー担当者がやってきて、英語で軽くツアー参加者かどうかの確認をされた後、ツアーバスまで誘導してくれました。

ツアーバスは、前回の記事で紹介したスケジュール写真に記載されてた大型バスを想像していましたが、僕たちのグループを含めて4グループ程と人数が少ないためか、実際に乗ったのは小さなシャトルバス。(後述しますが、なぜか帰りは、少人数なのにすごく大きいバスでした。)
5:50 – ハノイタワーを出発

↑若干狭く感じるものの、乗り心地は悪くありませんでした。笑
程なくしてシャトルバスが出発。
ハノイ市民の朝活や通勤の様子を眺めながら、シャトルバスはハロン湾へと向かいます。

↑ハノイ市民の憩いの場「ホアンキエム湖」。
周辺ではランニングや体操、公園でバトミントンなど、朝活をしている人の多さに驚きます。
車が10分ほど走ると、まるで睡眠薬でも飲まされたかのような強烈な眠気が襲ってきました。(もちろん、何も盛られていません。)
なんせ朝の5:30集合。
慣れない早起き。
とにかく眠いのでシャトルバスの多少の狭さも気にならず爆睡。
もちろん、お腹の中に財布を入れて貴重品の管理もバッチリです。
しばらく時が経ち目が覚めると、あっという間にハロン湾に到着!!!
ではなく、サービスエリアでした。
7:10 – サービスエリアにてトイレ休憩

↑ベトナムのサービスエリアというだけあり、並んでるものも新鮮に映ります!
15分ほどのトイレ休憩ですが、少し時間にゆとりがあるのでコーヒーや軽食を摂ることもできます。
トイレ休憩を終えて、ハロン湾に向けて再出発!
車が数分走ると、まるで睡眠薬を飲まされたかのような強烈な眠気が襲ってきました。(もちろん、何も盛られていません。)
何せ朝の5:30集合と慣れない早起き。
とにかく眠いのでシャトルバスの多少の狭さも…(以下、リピート)
目が覚めると、そこはハロン湾!
今回は、本当にハロン湾でした!
8:20 – ハロン湾に到着

↑ ハロン湾にずらりと並ぶクルーズ船たち。
シャトルバスを降りてすぐの港に、数々のクルーズ船が。
「お〜港だ〜!」
とはなりますが、この段階ではまだ、ハロン湾にいる実感がありません。笑
すぐに、担当者から案内をされた船に乗り込みます。
8:30 – クルーズ船に搭乗

↑こちらが、今回利用するアンバサダー・クルーズの船です。
曇、時々雨だったので写真の映りが悪くてすみません。笑
(これが加工なしのリアルなハロン湾です。)
船に乗り込こむとすぐにエントランスがあり、そこで「アンバサダークルーズの乗客」と分かるように手首にリストバンドを巻かれます。
チケットも渡されますので、受け取って自分の席を確認しましょう。

↑チケットで、自分が座る席を確認できます。今回は、F9 の席でした。
エントランスから階段を使って2階に上がると、そこが船の中とは思えないような雰囲気に様変わりします。

↑2階にある客席。
高級レストランのような洗練されたモダンな雰囲気が漂い、気分も一気に高まります!
自分の席「F9」を発見!

テーブルには、アンバサダークルーズのタイムテーブルや注意事項を記載した用紙が置かれていました。


和訳すると、下記のような内容になっております。
<表面>
日帰りクルーズ旅程
08:00 – 08:45
ハロン国際クルーズ港(バイチャイ地区、ハロン市)ターミナルの1階、アンバサダーラウンジにてチェックインし、アンバサダー・クルーズ II に乗船。
09:00 – 10:00
軽めの朝食を楽しみながら、アンバサダー・クルーズが壮大な石灰岩の奇岩が点在するハロン湾とバイトゥロン湾を巡航。
10:30 – 12:00
スンソット洞窟(Sung Sot Cave) を探検 – ハロン湾最大で最も壮観な洞窟。何千年もの歴史を持つ神秘的な鍾乳石が多様な形で存在する。
その後、ティトフ島(Titov Island) へ – 三日月型のビーチがある美しい目的地。エメラルドグリーンの海で泳いだり、島の頂上まで登ると、ハロン湾の360°の絶景を堪能できる。
12:00 – 14:00
アンバサダー・クルーズがハロン湾の有名な景観を通過する中、豪華なランチを堪能。
13:30 – 14:30
ルオン洞窟(Luon Cave) を訪問 – ハロン湾で最もユニークな洞窟の一つ。円形の山の内部にある湖で、現地のガイドが漕ぐ 竹舟 に乗ったり、カヤック を体験できる。(*体験希望の方は、13:30 PM までにレセプションで申し込みと支払いが必要。)
15:00 – 16:00
船内レストランでの料理教室 や、サンデッキでのライブバンド演奏(毎週月曜日を除く)を楽しみながら、港へ戻るクルージング。
16:00 – 16:15
ハロン国際クルーズ港に帰港し、下船。
注意事項:
-
クルージングの状況により、旅程は予告なく変更される可能性あり。
-
Wi-Fi はレストラン・バーエリアで利用可能(ネットワーク名: Guest restaurant 3rd floor. パスワード: 996899868)。ただし、ハロン湾の地理的条件により、インターネット接続が断続的に途切れる場合あり。
-
一部のアクティビティには追加料金が発生
<裏面>
ルオン洞窟アクティビティの利用規約(1:15 PM)
カヤックおよび竹舟の利用に関する以下の規約をよくお読みください。
1.料金
-
-
カヤック 1台あたり 300,000 VND
-
竹舟 1人あたり 100,000 VND
(事前予約でカヤックや竹舟が含まれている場合、船上での支払いは不要です。)
-
2. 責任
カヤックの使用は自己責任で行うものとします。
3. 安全装備
カヤック中は常にライフジャケットの着用が義務付けられています。
この安全規則を守らない場合、アンバサダー・クルーズは責任を負いません。
4.機材の管理責任
貸し出された機材の管理・メンテナンスはお客様の責任です。
紛失または損傷した場合、以下の費用が請求されます:
パドルの紛失・破損: 2,000,000 VND
ライフジャケットの紛失・破損: 1,000,000 VND
5.保険の適用範囲
クルーズ会社の提供する保険は、本船に乗船中のみ適用されます。
6.電子機器
カヤックや竹舟に乗る際、電子機器の持ち込みは推奨されません。
クルーズ会社は電子機器の紛失・破損に対する責任を負いません。
7.ルオン洞窟での遊泳は禁止されています
8.時間厳守
カヤック参加者は 2:20 PM までにドックへ戻る必要があります。
3:00 PM のテンダーボート(本船へ戻る小型船)に乗る必要があります。
遅刻者は対応できません。
時間厳守ができなかった場合、ハーバーへ戻るための代替交通手段の手配・費用は自己負担となります。
すべてのお客様が快適かつ安全に楽しめるよう、ご協力をお願いします。
この規約に署名することで、アンバサダー・クルーズ QN9968 の利用条件に同意したものとみなされます。
今回はの席は窓際で、外の風景を眺めながらクルージングするのには絶好の場所でした。
利用規約の用紙にはスケジュールだけでなく、料金や集合時間などの重要な利用規約について記載がありますので、必ず目を通しておきましょう!
ちなみに、今回の席は窓際でした!
外の景色を眺めながらクルージングができるので、テンションがあがります!

↑ランダムに用意された席は運良く窓際の席。
窓からの眺めはというと…

がっつり、曇り。
しかも、意外と、街が栄えていると言う。笑
勝手に、周りに何もない秘境のようなところかと思っていたので、少し面くらいました。笑
しかし、よく考えてみると、まだ港。
秘境はこれからです。
それにしても曇ってます。
少し時間が経つと船が動き出してきました。
9:00 – 朝食
船が動き出してほどなくして、朝食バイキングの時間が始まります!
みんな大好きバイキング。
朝食と昼食、計2回のバイキングがありますが、朝食はパンなどの軽食が中心です。

↑朝食にはパンやサラダなどの軽食が中心に並んでいます。

↑ベトナム名物フォーもあります!
フォーはあっさりしていて食べやすいので、朝食時にも嬉しいですね。
それぞれ好きなものを自分の席に持ち帰って、くつろぎます。
クッキーやコーヒーなども置いてあります。


結果的に、ついつい食べ過ぎてしまいます。
食い意地が張っている僕は、フォー、パン、クッキー、コーヒー(おかわり含む)全て食べました。
お昼ご飯もバイキングなので、僕のように食い意地が張っている方は詰め込みすぎないように注意しましょう。
さて、優雅な朝食を愉しみながら、外の景色を覗くと…

すこぶる、曇ってます。
というか、がっつり、雨です。
天候、悪化です。
先行きが不安になりつつも、クルージングは進みます。
朝食を食べ終えてから、まだ時間があったので少し船の中を散策してみることに。

↑軽食が提供されていた外のデッキスペースには、小さなジャクジーなどもあり、そちらで撮影を楽しむ方もいらっしゃいました。
散策ついで、お手洗いへ行く途中で迷子に。
一階に降りると、客室へと繋がる廊下が。

タイタニックを思い出して、沈まないか少し怖くなってきます。
このように、散策したり、ゆっくりしたり好きな過ごし方をしているうちに、気がつけば島に到着。
10:30 – スンソット洞窟探検に出発

↑この小型ボートでボー・ホン島に向かいます。
10:30頃になると、クルーズ船はいったん海上に停泊し、そこから小型ボートに乗り換えて、スンソット洞窟があるボー・ホン島へと向かいます。

↑小型ボートの中。小さなボートのクルージングもいい経験になりました。
ボー・ホン島に到着してすぐに、スンソット洞窟に向かいます。
ツアー客の行列の中、スンソット洞窟を目指します。笑

↑上に見える、洞窟を目指します。
地上から50段ほどの階段を登った先に、洞窟があります。

↑行列の中、スンソット洞窟を目指し歩きます。
ここで、自分が登れるのか体力に不安を覚える方もいらっしゃるかもしませんが、50段の上り階段ですので、2〜3分程度、ゆっくり時間をかけても5分以内には登れるはずです。
階段もしっかり整備されているので、そこまで体力は必要としません。
スニーカーをおすすめにますが、中にはサンダルで登っている方もいらっしゃいました。
ただし、何人か雨に濡れた階段で滑っていたので、ちゃんとした運動靴で行くのを強くおすすめいたします。
(目の前の女性も、滑ってこけてました。)
登っている最中には、ボー・ホン島の沖に止まっている船を目にすることができます!

↑いかにも秘境!と言う雰囲気で、一番テンションが上がった景色です。
「お〜。なんか、パイレーツ・オブ・カリビアン感あるぞ〜!!」
とここで一気にテンションが上がります。
ここから頭の中には、パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ曲、「He’s a Pirate(彼こそが海賊)」がエンドレスで流れることに。

※こちらの画像はあくまでも雰囲気からくる、筆者の勝手な脳内でのイメージです。ジャック・スパロウ、またはジョニー・デップとは一切関係はございません。
パイレーツ・オブ・カリビアンの一部シーンは、ハロン湾で撮影されたという説もありますが、真相はわかりません。
実際には、信頼できる映画データベースや公式な制作資料にはそのような記載は見当たらないため、あくまで現地ガイドや観光客が感じた「映画っぽい雰囲気」や伝聞に基づいて広まった噂のようです。
ちなみに、パイレーツ・オブ・カリビアンの公式なロケ地にはハワイなどが挙げられています。
ただし、「もしかしたら、ロケに使われてるのかも」と想像を膨らませながら観光をするのは自由です!僕は大いに想像力を働かせて、観光を楽しみました。
話が逸れてしまいました。
そんなことを考えながら、階段を登り始めてから2分ほどで、スンソット洞窟内に到着!!!

第一印象。
ものすごい人。笑
正直もうそこが洞窟であることや、観光名所であることがどうでもいいくらいの圧迫感。笑
しかし!
ここは、ユネスコの世界自然遺産に登録されている「ハロン湾」が誇る、屈指の名所。
ハロン湾最大で最も壮観な洞窟。
何千年もの歴史を持つ神秘的な鍾乳石が多様な形で存在する、世界的にも貴重なスポットなのです!
確かに、周りを見回すと、これが自然の力によってできたものとは思えない佇まいをしてます。


「お〜。なんか、インディ・ジョーンズ感あるぞ〜!!」
とここで一気にテンションが上がります。
ここから頭の中には、インディ・ジョーンズのテーマ曲、「レイダース・マーチ(Raiders March)」がエンドレスで流れることに。

映画のセットとしてつくられたんじゃないの?と疑うくらいです。
洞窟内部はライトアップされており、観光客向けに歩きやすいよう整備はされていますが、洞窟そのものは自然の産物。
何百万年もの歳月をかけて自然の力によってできた洞窟の美しさや壮大さに圧倒されます。

まさに、気分はインディアナ・ジョーンズ。

※こちらの画像はあくまでも雰囲気からくる、筆者の勝手な脳内でのイメージです。インディアナ・ジョーンズ、またはハリソン・フォードとは一切関係はございません。
洞窟の散策は10分程度でしょうか。
散策を終えて外に出ると、再びボー・ホン島の沖に停泊しているクルーズ船を背景に撮影できるスポットがあり、多くの方がそこで記念撮影を楽しんでいました。

洞窟を後にし、来たときとは別の階段を下って進んでいくと、到着時とは違う場所に小型ボートが停泊していました。
どうやら今度は、このボートでティトフ島へと向かうようです。

アンバサダークルーズの係員に案内をされて上のボートに乗り込みます。
かなり階段がツルツルにしていて、乗り込みの際に滑りやすいので注意してください!
ここだけの話、妻は見事にすっ転びました。
ボート走らせて、ティトフ島(Titov Island)に向かいます。

数分で、ティトフ島に到着!

ティトフ島について、クルーズ船内で配られた案内用紙には、
「エメラルドグリーンの海で泳いだり、島の頂上まで登ると、ハロン湾の360°の絶景を堪能できます。」
と記載されていました。
しかし、肝心な天候は雨。
泳ぐ気にも、島の頂上に登る気にもなれませんでした。
ツアー参加者の中には、泳いだり、頂上まで登っている方もいらっしゃいましたが、
正直、雨の中で泳ぐのも登るのも面倒くさかったです。笑
したがってティトフ島では、トイレに行ったりフラフラしたりして時間を潰しました。
雨の中、時間を持て余し、どうしていいのか分からず港でしばらく時間を潰していると、ついにクルーズ船に戻るための小型ボートがやって来ました。
足早にそのボートに乗り込み、再びクルーズ船へと戻ります。
クルーズ船に戻ると、お待ちかねのランチタイム!!!!
みんな大好きビュッフェのお時間です!
12:00 – 14:00 アンバサダー・クルーズ内でランチタイム
ついに、お待ちかねのランチタイム!
アンバサダー・クルーズがハロン湾の有名な景観を通過する中、豪華なランチを堪能できるお時間がやってまいりました!
会場を見渡すと、お寿司、揚げ物、炒め物、麺類に加えて、やおつまみ、デザートまで、どれを食べようか迷ってしまうほど、豊富なレパートリーが揃っています。
外のデッキスペースでは、シェフが目の前で焼き上げる鉄板焼きステーキも提供されています!
炭酸飲料やアルコールなどのドリンクは別料金になりますが、多くの人が注文していて、お酒を片手に食事を楽しんでいる様子が見られました。

↑お寿司は見たところ一番人気で、後半には早くも品切れになっていました。

↑シーフードの揚げ物や炒め物コーナー。

↑ガーリックで味付けされている牡蠣の一品もありました。

↑肉料理コーナー。

↑揚げ物も豊富に揃っています。

↑野菜を使った料理のレパートリーも豊富で、ベトナムならではの生春巻きもしっかり並んでいました。

↑おつまみコーナーも充実しています。

↑フルーツも東南アジアならではのラインナップ。

↑デザートも沢山のレパートリー!スイーツ好きには嬉しいですね!

↑いろいろな料理を少しずつお皿に盛り付けて、優雅な昼食のひとときを楽しみました。
ちなみに、写真の右奥に写っているのが鉄板焼きのステーキです。朝にフォーを提供していたデッキスペースで受け取ることができます。
もちろん、コーヒーなどは朝食時と同様に、無料でいただくことができます。
食い意地全開、腹12分目までお腹を満たしました。
お腹いっぱいで睡魔に襲われ始めてと同時に、船は次の目的地、ルオン洞窟(Luon Cave)に到着。
13:30 – 14:30 ルオン洞窟を訪問
ハロン湾の中でも、ユニークな存在として知られるのがルオン洞窟です。
ルオン洞窟は、地元の人が漕いでくれる手漕ぎの小型ボートやカヤックでしかアクセスでません。
小型ボートやカヤックを希望の方は、13:30 PM までにレセプションで申し込みと支払をすれば体験をすることができます。
僕もせっかくなので、手漕ぎのカヤックを予約しました!
まず、船を降りて、小型ボートやカヤックの停泊場に移動します。

↑安全確保のために、左端に見える場所でライフジャケットを装着します。
予約していた手漕ぎの小型ボードに乗り込みます。

↑ノンラー(ベトナムの伝統的な三角帽)をかぶった地元の方が、ベトナムらしい雰囲気をさらに引き立ててくれます!

↑手漕ぎボートに乗ってすぐに、ルオン洞窟が見えてきて、その中を通過します。
低い天井、独特な岩の形状、そして外に見えるカヤックや緑の景観が、まさにルオン洞窟ならではの風景です。
水面すれすれの小さな入り口を通過して洞窟をくぐると、断崖に囲まれた静かなラグーンが広がり、まるで別世界のような景色に出会えます。

それにしても、終始曇りまくってます。
手漕ぎボート以外にも、二人組のカヤックで移動している人も沢山いらっしゃいました。
欧米人のツーリストがカヤックから湖に飛び込み楽しそうに泳いでましたが、手漕ぎボートの担当者にめっちゃくちゃキレられてました。
遊泳は禁止なので、いい子は絶対に真似しないでださい。
すくなくとも僕は、凄くいい子なので絶対に真似しませんし、しっかり白い目で軽蔑しておきました。
通ってきた道を引き返して、ぐるっと一周してアクティビティは終了です。
さて、ルオン洞窟でのアクティビティを終えての感想はというと、
「壮大……なんだけど、曇ってるし、なんかちょっと物足りない。」
※あくまでも個人の感想です。
もちろん、景色はこれまでに見たことのない幻想的な風景でしたし、手漕ぎボートの非日常感やワクワク感はしっかり楽しめました!
ただ、天候が曇りだったせいか、「うわ〜!!すげぇ〜〜!!」といった漫画のようなテンション爆上がり状態にはなりませんでした。笑
ただ、そこでしかできないオリジナリティ溢れる体験でしたし、少なくとも今でもあの時の光景は脳裏にしっかり焼きついているので、貴重な体験が出来て良かったです!
さて、再び船内に戻り、気がつけばもう旅は終盤です。
15:00 – 16:00 料理教室&ライブバンド演奏
クルージングも終盤です。
港へ戻るまでの間、船内レストランでの料理教室やサンデッキでのライブバンド演奏(毎週月曜日を除く)を楽しめます!
ルオン洞窟から船内に戻ってくつろいでいると、キッチンの方で料理教室が始まりました。

どうやら今回は、揚げ春巻きを作っているようで、材料の準備から巻き方、そして揚げる工程まで、丁寧にレクチャーしていました。

料理教室のあとは、ライブバンド演奏が開始され、大盛り上がり。

周りの参加者の反応を見る限り、相当選曲が良かったのか、(特に年配の方が)どんちゃん騒ぎでした。
往年の名曲を中心に、ロックからバラードまで幅広く演奏していようでしたが、僕は知らない曲が多くイマイチ盛り上がれなかったです。笑
そんな雰囲気を楽しみながら過ごしていると時間があっという間に過ぎて、船は港に到着。
これにてハロン湾のアンバサダー・クルーズは終了です。
お疲れ様でした。
16:00 ハロン国際クルーズ港に帰港し、下船
港に到着して出発時と同じ場所に下船すると、ガイドがハノイ市内行きの帰りのバス乗り場まで案内してくれます。
5分ほど待つと、ハノイまで連れて行ってくれるバスが到着しました。
行きと同じ4グループくらいの乗員でしたが、なんと到着したバスはハロン湾に来た際に利用した小型のシャトルバスではなく、大型のバスでした。

↑この空間を4グループ(10人程度で、広々使用しました。)
画像の出典:kkday.com/ja
なぜ、行きのバスが小型のシャトルバスだったのかは、いまだに不明です。笑
バスに乗り込むと、早起きによる寝不足&ハロン湾クルーズを楽しんだ疲労により、気がつけば爆睡。
※もちろん、貴重品の管理は、常に徹底しております。皆様もお気をつけください。家に帰るまでが遠足です!
気がつけば、夜のハノイ市街までワープしておりました。
ハノイタワー近くのバス停でバスを降りて、これにて、ハロン湾アンバサダークルーズの終了です!
お疲れ様でした。
結局おすすめなの?結論
さて、長くなりましたが、最後にハロン湾がおすすめなのかについて、僕なりの結論を出そうじゃありませんか。
ハロン湾クルーズ
おすすめするか
しないのか
どっちなんだい!!
しーな、
するー!!!!!!!!!!!!!!!!
はい、おすすめです。
ハロン湾のアンバサダークルーズが向いている or 不向きな人
ただし、すべての人におすすめできるわけではなく、下記のような方におすすめしたいと思います。
- 今までにクルージングの体験をしたことがなく、非日常を味わいたい
- 天気に左右されても旅を楽しめる柔軟さがある
- アクティビティ体験をしたい
- ビュッフェが好き
- 時間が余っていてハノイ観光だけでは持て余してしまう
今までにクルージングの体験をしたことがなく、非日常を味わいたい人
→ 洞窟探検やカヤック、クルーズ船からの眺めなど、日常では味わえない体験が詰まっています。他の豪華なクルージングに参加したことがある場合、比較してしまって楽しめない可能性もあります。
天気に左右されても旅を楽しめる柔軟さがある人
→ 晴れていれば景色を楽しめますが、曇っていても「それもまた思い出」と思える方には世界遺産のハロン湾はいい体験になるはずです。逆に、ハロン湾は天候の悪いことも多々あるため、「天候が悪いと楽しめない」と言う方には不向きです。
アクティビティ体験を大切にする人
→ 景色よりも洞窟探検や手漕ぎボート、カヤックなどの体験そのものを楽しみたい人。洞窟の散策や、ボート体験は、景色よりも散策している探検感があって楽しかったです。
ビュッフェが好きな人
→「景色?アクティビティ?いや、一番大事なのはブッフェがそこにあること」という方にもおすすめです。朝食もランチもビュッフェ形式で楽しめるので、食を旅の楽しみにしている方にはもってこいのツアーです。
時間が余っていてハノイ観光だけでは持て余してしまう人
→ ぜひ、ハロン湾に訪れてみてください。
反対に、下記に当てはまる方にはおすすめできません。
- 忘れられない絶景を期待している
- 天候が悪いのが許せない
- 散策やアクティビティが苦手
- 人混み嫌い
「人生で一度は見たい絶景!」を期待している人
→「そこに立つと鳥肌が立ち、涙が出てくるような、想像を絶する震える絶景を愉しみたい!」とうような、並外れた絶景を期待すると肩透かしを食らう可能性があります。
天候が悪いのが許せない
→ 雨や曇りだと魅力が半減するため、天気が悪いとテンションが下がってしまう人は注意です。
散策やアクティビティが苦手
→ アンバサダークルーズはアクティビティも楽しめることが特徴なので、「探索するより船でゆっくりしたい。ボートやカヤックに興味がない。濡れるのが嫌だ。汗かくのとか絶対無理。」という方は、ストレスを感じること間違いなしです。
人混みが嫌いな人
→ ハロン湾にはアンバサダークルーズ以外にも多くのツアーがあるため、たくさんの人と同時に行動することになります。人混みが嫌いで、窮屈感には耐えられないと言う方にはやや不向きです。
上に当てはまる方には、正直あまりおすすめできませんので、要注意です。同じく「陸のハロン湾」として知られるニンビンの観光ツアーや、ハロン市内で、カフェ巡りに時間を充てる方がおすすめです。
まとめ
僕自身は、ハロン湾に行くのも「クルージングツアー」というものに参加するのもはじめてだったので、アンバサダークルーズを十分に楽しめました!
クルージング時もブッフェ形式でさまざまなものが愉しめることに加えて、散策や手漕ぎボートなどのアクティビティも体験でき、一日を通して飽きることなくハロン湾を満喫できました!
ただし、これから訪れる方は「世界遺産」という言葉に期待しすぎると肩透かしを食う可能性があるので、よくも悪くも期待しすぎないのがいいのかもしれません。笑
僕にとって何より大切なのは、そこがベトナムであること、それがベトナムでしか体験できないことであることでした!
クルージングのビュッフェに専門店の味は求めていなから、それなりに美味しければよし!
海も、そこそこ綺麗ならよし!
景色も、そこそこいいならよし!
といった具合に、何があってもそれが現地でのリアルな体験、経験になると前向きに旅をできる方は、是非、一度はハロン湾に訪れてみてください!
また、実際に現地のツアーに参加した方ことがある方は、全く違う感想や意見でもいいので、こちらの記事のコメント欄に残していただければ、これから訪れる方のためにもなるかもしれませんので、ぜひお気軽に書き込んでいただけると嬉しいです!
皆様の意見も交えながら、より良いブログにいていければと思います!
「ハロン湾」と調べると「ハロン湾 がっかり」などのネガティブな検索が引っかかってしまって不安な思いをしている方の助けに、少しでもこの記事が役に立てば、そんな嬉しいことはありません。
Yosuke
↓記事が参考になれば、いいね!お願いします。また、感想や質問などがあれば、是非、お気軽にコメントください。お待ちしております!
皆様のハノイのお気に入りスポットも知りたいので、是非気軽に書き込んでください!
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