どうも、こんにちは。
2017年に『69日間、12ヶ国、21都市の旅』をした Yosuke です。
前々回から引き続き、『69日間、12ヶ国、21都市の旅』の過程で7都市目に訪れたフランスのパリについての記事になります。
1日目と2日目はパリ市内観光をしました。
↓前回の記事はこちら
2日間のパリ観光の疲れもありますが、休んでいる場合ではありません。
パリ滞在3日目の目的地は、ディズニーランド・パリです!
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僕とディズニーの愉快な昔話
皆さんはディズニーと聞いて真っ先に何の作品思い浮かべますか?
僕が思い浮かべるのは、
トイ・ストーリー
ファインディング・ニモ
ライオン・キング
アラジン
などのディズニー作品でしょうか。
これらの映画は、今まで何度観たのか数えきれないほど観てます。
もちろん他にも沢山の有名な作品がありますが、正直なところディズニーに関しての知識はディズニー好きの方からすると
「え〜、それしか知らないの?にわかじゃん!笑」
と、笑われてしまうくらいのレベルかもしれません
でも好きなことには変わりないので、はい。
さて、そんな僕ですが、ディズニーランドにはあまり行ったことがなくて…
というのも、過去のトラウマが影響しているのです。
日本昔話
あれは、1998年。遡ること20年前のできごと。
当時小学2年生の僕は、家族と共に人生初めての東京ディズニーランドに繰り出しました。
子供ながらに憧れた夢の国ディズニーランド。
子供で何も知らなかった当時の僕はまさに怖いもの知らず。
訳もわからずにビックサンダーマウンテンに家族と乗車。
それが人生で初めてのジェットコースターでした。
いざ、ジェットコースターが動き出すとワクワクしたのと反面に、
「なんか怖いな…」
と思ったのを思い出します。
ジェットコースターが下りに差し掛かると、
「死ぬかも。」
本気でそう思いました。
それまでに感じたことのない遠心力?心臓が空中に置いていかれる感覚に見事にやられてしまい、
「無理。早く終われ。無理。」
「無理。早く終われ。無理。」
「無理。早く終われ。無理。」
「無理。早く終われ。無理。」
と念じ続けたのを昨日の出来事のように思い出せます。
そんな、苦痛の時間に耐え抜きました。
本当に辛かったです。
ビックサンダーマウンテンを乗り終えて、おおはしゃぎしている兄と姉の姿が信じられませんでした。
「こいつら、いかれてる。正気の沙汰じゃない。」
本気でそう思いました。
さて、なにはともあれ苦痛の時間が去り一安心。
そんな僕を差し置いて姉が言った一言。
「もう一回乗ろうよ!」
…
小学校2年生で体験した人生初めての幻聴。
いえ、それは幻聴ではありませんでした。
家族はビックサンダーマウンテンの列にもう一度加わろうとしてます。
うそだろ…
もう一度乗れることに大はしゃぎの兄と姉。
親としては、乗りたがる兄と姉を喜ばせるためには連れて行くしかありません。
今ではその気持ちをもちろん理解ができます。
でも当時の僕は小2 = 8歳です。
「絶対やだ!!!!!!」
嫌すぎて泣きまくる僕。8歳はもう少ししっかりしているものなのでしょうか。
そんな、拒絶反応を示す僕に家族が取った行動がですよ…
ビックサンダーマウンテンの列を整理しているディズニーランドのお姉さんに、僕を預けて、つまり、僕の世話をするようにお願いをしてビックサンダーマウンテンに再度繰り出すという。
まあ、困るのはディズニーランドのお姉さんなわけで。
僕はもう一度ビックサンダーマウンテンに乗らなくても言いわけで。
兄と姉は無事にもう一回ビックサンダーマウンテンに乗れるわけで。
めでたしめでたし。
ってなるか!!!!!!
トラウマじゃ!
何が夢じゃ!
ただの悪夢じゃ!!
当時面倒を見てくれたディズニーランドのお姉さんご迷惑おかけしました。ありがとうございました。
そんなわけで、当時の経験がトラウマになってしまい、中学の卒園を除いては、ディズニーランドに繰り出したことがありませんでした。
ディズニー作品は好きなですが、とにかく乗り物が得意でない僕。
しかし、一緒に旅をしていた彼女が行きたがっていたこともあり、せっかくなのでディズニーランド・パリに繰り出すことに。
前置きがかなり長くなってしまいましたが、パリ滞在の3日目はディズニーランド・パリに繰り出しましたので、その時のことを振り返りつつまとめてみたいと思います!
ディズニーランド・パリの基本情報
◆ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)の基本情報
・最寄駅(メトロ)
Marne-la-Vallée-ChessyDisney(マルヌ・ラ・ヴァレ・シェシー)駅
・営業時間
ディズニーランドパーク = 9:30 〜 20:00
ウォルトディズニースタジオ = 9:30〜18:00
※コロナウィルスの影響で変更がある可能性有り。営業時間については要確認。
・オフィシャルサイト
ディズニーランド・パリは2つのディズニーパーク、ゴルフ場、7つのディズニーオフィシャルホテルの施設から構成されています。
1992年に「ユーロ・ディズニーランド」(現ディズニーランド・パーク)として開園した後に、複合型リゾート施設として規模を拡大していき、2002年には二つ目のパークとして「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」が併設されたそうでうす。
今回の旅では、「ディズニーランド・パーク」と「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」のどちらに行こうかかなり悩みましたが、ディズニーランド・パリの中でも最もアトラクションの数が多い「ディズニーランド・パーク」に繰り出すことにしました。
華の都の夢の国!ディズニーランド・パリ!
フランスでの滞在中にディズニーランド・パリへ行く方は、提携ホテルなどを含めた周辺のホテルに宿泊されるケースも多いはずです。
しかし僕は、旅行日程の都合上パリ市内からメトロを使用してディズニーランド・パリに繰り出しました。
Google Map 先生のいいなりで、
55 Rue de Plaisance
↓
Pernety
↓
Invalides
↓
Auber
↓
Marne-La-Vallée Chessy
という当時のベストルートでディズニーランド・パリまで行きましたが、その時々でルートは変わるので Google Map 先生にその都度お尋ねしましょう。
大体先生の言う通りに行けば間違い無いのでご安心ください。笑
朝早くホテルを出発してお腹が空いていたので、Marne-La-Vallée Chessy 駅内にある売店で菓子パンのようなものを購入。その場でそそくさに食べてディズニーランドに向かいました。
入場ゲートで待つこともなくスムーズに通過。
いよいよディズニーランド内へ。
↑入場ゲートを通り抜けるとディズニーランド・パークへと通じる門があります。いざ、出陣!
↑ディズニーランド・パーク内の様子。多くのお客さんで賑わってます。
絶叫系のアトラクションには乗れない僕でも思う存分楽しめたので、そんなディズニーランド・パリでの実体験を紹介させていただきます!
パリのディズニーランドでは全てのアトラクションに乗れたわけではなく、限られた情報になってしまいますがご容赦ください。笑
眠れる森の美女のオーロラ城
ディズニーランド・パリで真っ先に向かったのは、眠れる森の美女の城です!
ディズニーランド・パーク内に入るとすぐに見えてくるこちらのお城。
日本のディズニーランドのシンデレラ城とは違い、眠れる森の美女のオーロラ城をモチーフとしているだけあって、日本のそれとは雰囲気が大分異なります!
ヨーロッパの様々なお城のテイストを取り組んでおり、その景観は「世界で最も美しいディズニーのお城」と言われることも。
お城の中は歩いて周ることができ、2階部分が「眠れる森の美女ギャラリー」、地下部分が「ドラゴンの洞窟」となっています。
オーロラ城はディズニーランド・パリのシンボル!
必見の価値ありです!
ミート・ミッキーマウス
↑こちらの建物の中にミッキー・マウスがいます。
オーロラ城の次は、ミッキー・マウスに会いに行きました!
僕が訪れたのが閑散期だったので待ち時間は30分程でしたが、人気のアトラクションの為繁忙期だと1時間以上並ぶこともあるようです。
中に入るとミッキーと記念撮影をするための列があり、待っている間に見られるミッキーのムービーが流れています。
ムービーを見ながら待つこと数十分。
ついにミッキーの楽屋に案内をされます。
そこにいたのは、なんと、ミッキー・マウス!!!!!!…当たり前ですが。
かなりのハイテンションで僕らを迎え入れてくれました!
こちらのミッキー・マウス。
日本では様々な衣装を着ているのに対して、パリ版ミッキーの衣装は燕尾服のみのです。
かなりサービス精神が旺盛で、色々なポーズをとってくれるだけでなく、写真も何枚でも取ってくれます。笑
飽きるほど写真を撮った後、握手をして楽屋を後にしました。
カリブの海賊
ミッキーに会った後は、ついにアトラクションらしいアトラクションに乗る事に。
向かったのは、
カリブの海賊
です!
カリブの海賊は、ウォルト・ディズニー自身が設計に携わった最後のアトラクションらしく、ウォルトの死から3ヶ月後にカルフォルニアのディズニーランド・リゾートで初めて公開されたようです。
パリ版のカリブの海賊は、オリジナルのカリフォルニア版を「再構成」した内容となっており、ウォルトが提案した本来の構想に近いものだと言われています。
長らく本アトラクションの改修は行われなかったのですが、2017年7月、ようやくパリ版も映画「パイレーツ・オブ・カリビア」仕様にリニューアルされ、「キャプテン・ジャック・スパロウ」をはじめとする、お馴染みのキャラクターのフィギュアがアトラクションの各シーンに導入されたようです。
しかし、ウォルトが思い描いた構想はそのままにしてコース・レイアウトや大筋のストーリーが変わるようなことはなく、オリジナル版の良さも残しているのがディズニーランド・パリ版になります。
僕の自身映画のパイレーツ・オブ・カリビアンは何度も見た思い入れのある作品。
ジョニー・デップが演じるキャプテン・ジャック・スパロウをはじめ、名悪役バルボッサなど、個性的なキャラクターが目白押しの作品です。
アトラクションの中に入ると、エントランスからボート型のライド乗り場まではかなり長い洞窟風の通路となっています。
人気アトラクションの為か、この通路に列ができており結構並びました。
ライド乗り場から最初のスライダーまでの間はカリブ海の南国をイメージしたものになっていて、東京ディズニーランドのものよりも本来のカリブ海沿岸の地形や街のイメージに近いようです。
とにかくとても雰囲気があり、かなり本格的でした!
最後に落ちる瞬間があるのですが、絶叫系が苦手、というか無理な僕でも楽勝!!
とても楽しんで乗れました!
オートピア
カリブの海賊の次に向かったのは、みんな大好きゴーカートのオートピア(Autopia)です!
絶叫系に乗れないと乗れるものに限りがございまして。
え、ゴーカートw
とか思わないでください。
こちらのオートピア。
かなり人気で他のアトラクションと比べても長蛇の列ができてました。お子様連れの親御さん達で。
残念ながら日本では2017年1月11日にクローズしてしまった為、現在では乗ることができません。
パリ版は50年代の車をモチーフにしたレトロな車に乗れたり、コースが4つ存在していて、その時に乗る車で違う景色が味わえるなど、かつての日本に存在していたものとは一味違う仕様になってます!
僕は一回しか乗りませんでしたが、ゴーカートに乗る機会が日常的にあまりないのと、ドライブ中の景色も良かったことでかなり楽しめました!
とにかく、乗っても決して損した気分にはなりませんので、隙間時間などができたら是非訪れてみてください!
スペース・マウンテン
さて、オートピアの次に向かった先。
まさかの、スペース・マウンテンです。
乗る気は、さらさらなかったんです。
乗りたくなかったんです。
しかし、一緒に旅をしていた彼女が絶叫系が大好きということもあり、(もちろん僕が絶叫系苦手なので諦めていた模様)一念発起して乗ってみることに!
いくら、ジェットコースターが苦手、無理といっても最後に乗ったのは、1998年(当時8歳)のこと。
それから既に約20年の時が経っており、「いくら苦手とはいえ大人になったし流石にいけるっしょ!」っと、不思議にも軽い気持ちで挑戦することが出来ました。
せっかくのディズニーランド・パリ。
「ディズニーランド・パリに来たからには、絶叫系の一つや二つは行ってみようじゃないか!!!!」
そんな調子でスペース・マウンテンにいざ搭乗!
嬉しいことに現在は ” 期間限定 ” で映画「スター・ウォーズ」の世界を再現した「ハイパースペース・マウンテン」として運営されています。
久しぶりのジェットコースターにかなりドキドキ、少しワクワクしながら安全バーを降ろします。
いざ、出発の時!
スターウォーズとコラボしていることもあり、スターウォーズの挿入曲が流れてくると同時に、ジェットコースターが急加速してスタート地点まで一気に進みます!
この時点で、
「死ぬ。」
本気でそう思いました。
デジャブでしょうか。
それまでに感じたことのない遠心力?心臓が空中に置いていかれる感覚に見事にやられてしまいました。
「無理。早く終われ。無理。」
「無理。早く終われ。無理。」
「無理。早く終われ。無理。」
「無理。早く終われ。無理。」
と念じ続けました。
そんな、苦痛の時間に耐え抜きました。
本当に辛かったです。
デジャブでしょうか。
後に知ったのですが、このパリのスペースマウンテン。
日本のスペースマウンテンと比べても絶叫レベルが高いようです。
日本版だとスタート後にゆっくり上昇していくのに対して、パリ版はスタート直後に急加速して、上り坂を猛スピードで滑走します。
その後も多少スピードが緩くなるポイントがあるものの、全体的にはスピードが速くて、回るわ、落ちるわでもう勘弁という感じでした。
どうやら、日本版のスペースマウンテンが約48km/hなのに対し、パリ版は約1.5倍の71km/hの速度があるようです。
そのスピードに加えて、360°ループやコークスクリュー回転が何度も襲い掛かってくるわけです。
浮遊感もなかなかで、絶叫系が苦手な僕にとっては、ただの拷問でしかありません。
何度か、「死ぬ。無理。」と心の中で叫び、気がつけば終着。
終わった瞬間は、ほっとしたのと同時に、
訳のわからない達成感と充実感を感じたのを忘れません。
これで友達に
「パリのスペース・マウンテンは最高だった」
と自慢できると思うと、なんだか誇らしげな気分になったのを思い出します。
何はともあれ、パリ版のスペース・マウンテンは、スターウォーズとのコラボしている点や、日本版よりも迫力のあるアトラクションということで、是非ディズニーランド・パリに行った際に乗っていただきたい超オススメアトラクションです!
ディズニーランド・パリのパレード
アトラクションを楽しんだりご飯を食べたりしていたらあっという間に時が過ぎて、夕暮れ時に。
いよいよ、おまちかねのパレードの時間です。
絶叫系が好きな人も絶苦手な人でも楽しめるのが嬉しいです。
ディズニー・スターズ・オン・パレード(Disney Stars on Parade)は、2017年に25周年を記念して始まったパリ・ディズニーランドのメインパレードで2022年の30周年まで続きます。
こちらのパレードが開催行われるのは、夕方の一回のみ。
パレードが始まる前になると、徐々に現地のディズニー好きや観光客が眠れる森の美女の城の前に集まり始めます。
場所に関しては正直どこに段取っていいのかわかりませんでしたがとりあえず、見晴らしの良さそな場所を選んでスタートを待つことに。
冬ということもあり、日の入りが早く徐々に日が落ちて行きます。
周囲が暗くなり始めたかな?というころにパレードがスタート!
↑「美女と野獣」でお馴染みのベルと野獣。
こんな感じで、次から次へとパレードの集団がやってきます!
皆んなサービス精神がとても旺盛で、子供から大人まで楽しませてくれます。
近距離で楽しめるのも嬉しいです。
↑「眠れる森の美女」で魔女のマレフィセントが変身したドラゴン。こいつの迫力は尋常じゃないです…
↑目の前で火も吐きます。ど迫力。
↑「トイ・ストーリー」でお馴染みのウッディ。なぜか、狂気じみております。
↑ウッディに引き続き「トイ・ストーリー」でお馴染みのバズ・ライトイヤー。
↑ミッキーマウス永遠のガールフレンドことミニーマウス。
↑ディズニーの象徴!ミッキーマウス!
気がつけばパレードもあっという間に終わり。
ディズニーランド・パリでの一日を締め括るのに相応しい見事なパレードでした!
旅はブリュッセルに続く
こんな感じで、この日は久しぶりに繰り出したディズニーランドを心のそこから楽しむことができました!
↑パレード後の静まり返った雰囲気も特別でした。
パリには3泊4日の合計4日間滞在してましたが、1日目と2日目が観光、3日目がディズニーランド・パリという滞在内容になりました!
観光名所、ご飯、人々の雰囲気、どれをとっても華やかで、花の都パリと言われる所以を至るところで体感することができました!
そんなパリ滞在を終えて向かった先は、ベルギーのブリュッセルです!
〜旅はブリュッセルに、つづく〜
Yosuke より
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