【旅の記録 3章-4】コッツウォルズの中心都市!サイレンセスター観光!

こんにちは! Yosuke です!

 

この記事の内容は、「69日間、12ヶ国、21都市の旅」の記録です。

旅の記録を付けようと思った経由については、こちら

 

 

今回も前回に引き続き、

 

旅の記録「イングランド編」

 

です!

 

 

前回は、ロンドン滞在中の2017年11月1日に観光した場所やオススメスポットについて書きました。

 

↓前回の記事はこちら

【旅の記録 3章-3】念願のロンドン観光!おすすめスポット紹介!②

 

フィリピン→シンガポール→ロンドンと旅をしてきて迎えた、2017年11月2日はイングランドのコッツウォルズ地方に向かうとに。

 

今回は、そのコッツウォルズ地方にあるサイレンセスターという小さな街についての記事です。

 

え?コッツウォルズ?何それ?美味しいの?

 

と思った方も少なくないはず。

 

美味しくはないですが、美しいですよ〜!!!!!

 

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コッツウォルズとは

↑このように、のどかな風景に石畳のお家が点在しているのがコッツウォルズの代表的なイメージです。

 

コッツウォルズとは、チェルトナム、オックスフォード、ストラトフォード・アボン・エイヴォン、バース、ブリストルといった小さな町や村に囲まれた一帯で、

 

イングランドでも屈指の美しさを誇るカントリーサイドの総称です!

 

ロンドンから日帰りでもアクセスできる丘陵地帯で、コッツウォルズは「羊の丘」という意味らしいです。

 

もともとは毛織物産業が盛んだったコッツウォルズですが、産業革命から取り残されるてしまったことなどが要因になり、今もなお古い景観を残す美しい街並みが広がっています。

 

この地方で取れる石炭岩は

「ライムストーン」

と呼ばれ、街全体がこの石炭岩で彩られています。

 

ライムストーンは、北東部ではハチミツ色、中部では黄金色、さらに南西に下るに従って真珠のような白色に変化していくようです。

ライムストーンで造られた建物と、緑や川などの自然が織りなすのどかな街並みは、他の場所では味合うことのできない特別な雰囲気です!

 

僕も実際にコッツウォルズに訪れてみて、ライムストーンに囲まれた街の雰囲気に圧倒されました!

 

「ナポリを見てから死ね」

 

いえいえ、

 

「コッツウォルズを見てから死ね」

 

と言い換えても良いくらい、他の国では見ることのできない景色がそこには広がってます!!

 

そんな、コッツウォルズまで、ロンドンからアクセスする方法は、

ひたすら鉄道とバスをを乗り継ぐ

のみです。

 

鉄道とバスを乗り継ぐなんて、初心者にはややハードルが高いような気もしますね…

それに加えて、コッツウォルズ地方はロンドンのように交通の便が発達しておらず、電車やバスの本数が少ない為、しっかりと下調べをしていかないと電車やバスの待ち時間が長くなってしまいます。

 

ですので、旅行に行った際に限られた時間の中でコッツウォルズの名所を効率よく周りたい方には、ツアーを利用することを強くオススメします!ロンドンからの日帰りツアーもあるみたいです。

 

本当は手っ取り早いツアーで済ませたかったのですが、当時の僕には経済的にそんな余裕がございませんでした!!!

 

では、どのようにして自力でコッツウォルズまでアクセスしたのかを紹介してみます!

 

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コッツウォルズの中心都市、サイレンセスターへのアクセス方法

 

コッツウォルズと一言にいってもとても広いので、どの街に行きたいのかでアクセス方法も大きく異なってきます。

 

また、日にちや時間帯などでもルートが変わってくるので、今回紹介させていただくのを一例として参考にしていただければ幸いです。

 

ちなみに、コッツウォルズで僕が訪れたのは、

Cirencester(サイレンセスター)

という街です!

 

 

ロンドン滞在期間中に宿泊をしていた Dollis Hill(ドリス・ヒル)駅からサイレンセスターにも、例に漏れず電車とバスを乗り継いでたどり着くことができました。

ドリス・ヒルでのロンドン生活についての記事は、こちら

 

 


 

さて、その昔はどこかに行くとなった場合は、本を使って入念に下調べを行わなければいけませんでした。それは、それは、時間がかかって仕方のない作業です。

↑電車やバスの時刻表を確認したり、ホテルの電話番号チェックしたり…

 

しかし、この時代に産まれた僕らには、グーグルマップがついてます。

↑何も考えなくても目的地まで案内してくれる最強の地図

 

↑グーグルマップの中に入ってる人。

 

グーグルマップさえあれば、ほぼほぼ、どこの国にいても行きたい場所にアクセスできます。

 

 


 

話がそれましたが、グーグルマップで調べたところ、「ドリス・ヒルからサイレンセスターの中心街まで」は、

 

① Dollis Hill Station → ② Baker Street Station → ③ Paddington station → ④ Swindon → ⑤ Kemble

 

と、上記のルートで Kemble(ケンブル) まで電車でアクセスした後に、バスに乗ってサイレンセスターの中心部まで行くことができるようです。

↑一例。同じ行き先でも時間によってルートが異なるのでその都度確認が必要になります…

 

 

とにかく、グーグルマップに従って行動すれば、何も考えずに目的地までたどり着くことができます。

 

テクノロジーの凄の進歩はお本当に凄い!こうして、人間の脳はどんどん小さくなっていくのでしょう。

 

 

予定通り電車を乗り継いで Kemble 駅に到着。

 

↑kemble 駅周辺。広い空間にぽつんとある、小ぢんまりとした駅です。

 

ロンドンと違ってかなりのどかな雰囲気です。

 

このケンブル駅もサイレンセスターの一部になるのですが、サイレンセスターの中心街にアクセスするためには、ここからさらにバスに乗って移動しなければいけません。

 

 

バス停まで歩くこと数分。

 

 

バス停なのかよくわからない場所に到着。

 

↑こちらがそのバス停。

 

バス停に到着したものの、待っていてもなかなか予定通りにバスが来ません。遅れていたのでしょうか…?

 

だんだん、不安になってきます。

 

え?このバス停で本当にあってるの?グーグルマップ大丈夫?

 

結果…

 

大丈夫でした。

 

遅れてちゃんと来ました。

 

グーグルマップ。疑ってごめんね。

 

 

そして、バスに乗って揺られること数十分でサイレンセスターに到着です!

 

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サイレンセスターはどんなところ?街の雰囲気をご紹介!

↑ちょっとした裏通りでも、ライムストーンのおかげで雰囲気抜群です。

 

サイレンセスターは、度々「コッツウォルズの首都」とも称されるコッツウォルズの中心都市です。

サイレンセスターの起源は「コリニウム・ドブンノルム」と呼ばれていた頃までさかのぼり、かつてはイギリスでロンドンに次ぐ都市だったらしいです!

 

実際に街を散歩してみると、ライムストーンで造られた建物、教会、街並み全てに歴史を感じます。

 

 

そう。それはまるで、

 

タイムスリップ

 

したかのような感覚を味わうことができます。

 

 

特に目当ての行き先は無かったのですが、歩いているだけで気持ちが高揚してくる街。

 

サイレンセスターは、そんな街です。

 

ロンドンも素晴らしいですが、雰囲気はロンドンのそれとは全く別物です。

 

↓そんな、サイレンセスターの街を散歩しながら適当に撮った写真たちです。

 

↑中心地と繋がっている、Dyer St (ダイアー・ストリート)

 

↑街中の小さなカフェ

 

↑ちょっとした裏道、その1

 

↑裏通り、その2

 

↑ちょっとした、小道

 

被写体を決めずに適当に撮っても、全てが絵になります。

 

もはや街そのものが、名所といっても過言ではありません。

 

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サイレンセスターのおすすめスポット

 

さあ、そんなサイレンセスターのおすすめスポットのご紹介です!

 

圧倒的な存在感を放つ、St. John Baptist Cirencester

 

サイレンセスターの中心街にそびえ立つ大きな教会、

St. John Baptist Cirencester(セント・ジョン・ザ・バプティスト・パリッシュ教会)

です!

 

ライムストーンで造られた建物に囲まれているサイレンセスターですが、その中でもこちらの教会は圧倒的な存在感を放っています。

 

教会の中には入りませんでしたが、周りの雰囲気も含めて楽しめると思うのでぜひ訪れていただきたい場所です。

 

↑教会近くにある、年季の入ったベンチ

 

↑苔ですら格好いい。

 

サイレンセスターはコッツウォルズでも最も大きいマーケットが開かれる街としても有名で、あらゆる場所でマーケットが行われているようです。

 

セント・ジョン・ザ・バプティスト・パリッシュ教会の前でも不定期で行われるようなので、タイミングが合えば物色できるかもしれません。僕が行った時は、残念ながら開催しておりませんでした…

 

そして、この教会のある大通りにあるカラフルな建物がポップな雰囲気を醸し出してます。

 

↑ライムストーンの街に彩りを与える建物たち

 

ライムストーンにカラフルな建物。

これも、ここでしか見ることのできない特別な景色です!

 

地元民に愛されるカフェ Coffee#1

 

セント・ジョン・ザ・バティスト・パリッシュ教会から歩いて僅か1分で行ける場所にある、サイレンセスターのカフェ

Coffee#1

です!

 

先程の教会を右斜め後ろに、Castel St(キャッスル・ストリート)を真っ直ぐに進みます。

 

 

↑ライムストーンで造られた小さなお店が並ぶキャッスル・ストリートの雰囲気はこんな感じです。

本当に街中どこに行っても、その景観から昔のイングランド、歴史を感じることができます。

 

キャッスルストリートを教会から歩くこと、たったの1分。

 

 

↑Cofee#1 に到着です!車が邪魔くさい…

 

店内は内装も洒落ていて、地元の人達が読書をしたり、パソコンで作業をしていたり落ち着いた雰囲気です。

 

↑内装がアンティーク調で渋いです。

 

人も少ないので、都会のカフェでは味わえないゆったりとしたローカル感を味わいなが、一休みすることができます!

 

せっかくなので、現地人になった気分で一服してみてはいかがでしょうか?

 

営業時間:月曜日〜土曜日= 8:00〜18:00 / 日曜日 = 8:00〜17:00

※コロナウィルスの影響で変更がある可能性有り。営業時間については要確認。

オフィシャルサイト:coffee1.co.uk

 

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英国雰囲気抜群の宿 Waggon & Horses に宿泊

 

今回サイレンセスターで宿泊したのが、

Waggon & Houses Inn 

という、中心街から歩いて行ける距離にある宿です!

 

先ほど紹介した、Coffee#1のあるキャッスル・ストリートから、マーケットプレイスに再び戻ります。

 

↓こちらの道です。

 

そのままひたすらこちらの道を歩くこと10分弱。

 

London Rd という大通り沿いにあるこちらの建物が、Waggon & Horses です。↓

 

↑こちらの宿もライムストーンで造られています。

 

 

肝心の宿の雰囲気は…

 

こぢんまりしてますが、そこも含めてローカル感があって凄く良かったです!

 

印象的だったのは、受付の女性の英語アクセントがいかにも

 

イギリス人!!

 

という喋り方だったこと。笑

 

イギリスのどこの方かは存じ上げませんが、

 

「What time would you like breakfast ??(何時にご飯食べます?)」

 

の言い方一つで、

 

凄い!イギリスだ!ここ、イギリスなんだ!うっひょーい!

 

と何故かテンション爆上がりになってしまいました。

変なところで感動してすみません。少々イギリスかぶれなもので…

 

 

夕食は宿泊価格に含まれていませんが、一階に食堂が併設されている為、幾つかのメニューの中から選んで食べることができます。

 

↑Waggon & Horsesn で夕食を食べた食堂。

 

今回、僕が注文したのは…

 

 

イギリス発祥の料理として世界中で食べられている、

 

フィッシュ & チップスです!!!

 

↑本場イギリスのフィッシュ&チップス もちろんビールも頼みました。

 

味の感想は、

 

正直に申し上げます。

 

味うっす!!!!!!!!!

 

今まで、日本のフィッシュ&チップス、オーストラリアのフィッシュ&チップス、結構な数のフィッシュ&チップスを食して来ました。

 

そのどれもがしっかりと下味付けがされていて、口に入れた瞬間に少なからず旨味が広がるものでした。

 

しかし今回のフィッシュ&チップスは、

「え?なに?白身魚にただ衣つけてフライにしただけだよ?シンプル・イズ・ザ・ベストっしょ?!」

と言わんばかりに味が素朴です。笑

 

濃い味が好きな僕には、今ひとつ物足りなさが…

 

よし!備え付けられているタルタルソース、テーブルに置いてあるケチャップで味変だ!と試行錯誤。

 

あれ?タルタルソースの味、ケチャップの味に染まっちゃったよ?白身魚の風味どこに行った?

 

うーん…なんか想像していたのと違う気が…

 

 

しかし、

 

だがしかし、

 

この本場のイギリス、イギリスの雰囲気がバシバシ出ている食堂で味合うフィッシュ&チップスはやはり、

別格

です!!!!!!!!

 

そして、フライドポテトも安定の旨さです!

ちなみに、イギリス英語ではフライドポテトのことをチップスと言います。

 

そして、そして、フィッシュ&チップスにビールの相性は、やはり

抜群

です!

 

 

イングランドを代表する地方のコッツウォルズの中心サイレンセスターで本場のフィッシュ&チップスを食べる。

この経験は、数ある旅の思い出での中でも鮮明に記憶に残ってます。

 

この日はフィッシュ&チップスでお腹を満たし翌朝に備えましたが、こちらの宿でもう一ついいところが

 

朝食がついていることです!

 

朝食は、数種類のパンや飲み物が並んでおり、バイキングのように好きなものを取っていくスタイルでした。

そして、注文をすればお決まりの、フル・ブレックファーストをシェフが作ってくれます。もちろん、宿泊代金に含まれておりました。

 

Waggon & Horses の優しいシェフが作ってくれた、フル・ブレックファースト。

 

ロンドンで食べたフル・ブレックファーストについての記事は、こちら

 

 

朝食は、夕食を食べた場所とは違う厨房に隣接している食堂で食べたのですが、そこの雰囲気もローカル感があってとても良かったです。

 

もちろん豪華なホテルの豪華な食事とは違う質素なものですが、むしろこのローカル感でしか味合うことのできない贅沢さを味わうことができる喜びがありました。

 

そして何よりも、宿のスタッフがみんな親切で優しかったです。

 

サイレンセスターに行った際は、また訪れたいと思った場所の一つです!

 


 

以上です!

 

え?おすすめスポットたったこれだけ?

 

と思うかもしれませんが、実際にサイレンセスターでは限られたお店にしか行っておりません。

 

むしろ、サイレンセスターでは、お店に入らなくても

街全体どこに行っても観光名所

といっても過言ではありません。

 

そして、何より同じイングランドのロンドンと比べても、優しい方が多かったのが印象的でした。

 

 

ケンブルからサイレンセスターの中心街に行くまでのバスでの出来事。

バスの運転手にサイレンセスターの中心街まで行きたいことをらかじめ伝えていたのですが、その運転手は中心街に着く前のバス停で、他の運転手と交代してしまいました。

しかし!

次の運転手にちゃんと、

「あそこの子がサイレンセスターの中心街に行きたいらしいから、着いたら教えてあげて」

みたいな感じで、次の運転手に事情を引き継いでくれたのです。きっと心配だったのでしょう。

 

それ以外にも、ホテルや街中で入るお店の人たちは親切な方が多かったです。

ロンドンは東京と似ているのか、人が歩くのは早いし、どこか機械的な感じの対応をされることが多かったのが事実です。

それに比べるとコッツウォルズの人々は、田舎のゆったりとした時間の中で生活をしている分、心のゆとりがあるのでしょうか。

 

そんな点も含めて、イングランドに行った際にはまた訪れたいと思った街、サイレンセスターでした!

 

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旅の反省点

 

コッツウォルズを楽しむには時間が必要

もりろん今回もサイレンセスターで充実した1日を過ごすことができたのですが、

 

もう1日あればもっと良かった…

 

というのが正直な感想です。

 

もともと、69日間、12ヶ国、21都市の旅は、「できるだけ多くの場所に訪れる」というのが一つの目標だったので仕方ないのですが、コッツウォルズ地方は、サイレンセスターの他にも、ボートン・オン・ザ・ウォーターやバイブリーのように、バスなどでアクセスできる近場に沢山の魅力的な街が点在おります。

 

せっかくコッツウォルズに訪れたので、それらの街を時間をかけて満喫するために2日間〜3日間にかけての長期滞在をしたかった… とも思います。

都会好きの方にはオススメしませんが。笑

 

 

コッツウォルズを楽しむためには入念な下調べが必要

前述したように、コッツウォルズは交通の便が発達しておりません。

 

コッツウォルズに点在する幾つかの街を効率良く回るためには、ガイドブック、ネット、グーグルマップなどを駆使しながら、下調べを入念に行った上でプランニングをすることがとても大切になってきます。

 

正直今回は、こういったプランニングが面倒臭かったのです。笑

 

フィリピン → シンガポール → ロンドンと、短期間で多くの街を移動してきたので、コッツウォルズでは一つの街に腰を落ち着けたかったのです。

 

故に、

なんとかなるっしょ!

みたいな、軽ノリでコッツウォルズに降り立ってしまったのです。笑

 

もちろん、今回のように一つの街だけに滞在するのも一つの手です。

しかし、今思うと、もう少し入念に下調べを行なった上で、もう一箇所くらいの街を見ておけば良かったとも思います。

 

そんな反省点もあるコッツウォルズ滞在でしたが、街の雰囲気、人々、ここでしか見ることのできないライムストーンの建物、全て含めて最高でした!!!

 

 

次の目的地は、同じイングランドのバースです。

 

 

〜旅は翌日に、つづく

 

 

 

Yosuke より

 

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